性病の潜伏期間と完治できる可能性

性病には、性器ヘルペス、カンジダ、クラミジア、梅毒、淋病、HIV感染症などがあります。それぞれに潜伏期間があり、そののちに症状は出てきます。性器ヘルペスの場合は、潜伏期間が2日から2週間で、外陰部がピリピリするような痛みが出てきます。そして水ぶくれができるでしょう。特異的な症状などで、症状が出た場合に分かり易いです。またこの症状が出た場合、抗ウィルス薬を内服することが多いですが、性器ヘルペスの場合は、完治することがとても難しい性病といわれます。それは神経細胞の中にウィルスがとどまり、体の抵抗力が弱くなった時にまたぶり返すということがあるからです。次に完治が難しいのは淋病です。潜伏期間は一週間以内という短期間で、一度の性行為で感染する確率の高い性病と言われます。淋病は抗生物質の投与によって治療を行いますが、非常に耐性を作りやすいといわれ、一旦治療を中止したり、完治するまでにやめてしまうと、今度は耐性のために薬が効かなくなってしまうのです。そしてHIV感染は一番注意が必要な性病です。一旦感染していますとウィルスを殺すことは困難でしょう。体内で増殖を繰り返すからです。潜伏期間は数年と言われます。長い期間症状があらわれないために気が付かない人も少なくありません。そして健康診断や妊娠、体調不良による病院受診などで偶然血液検査で陽性が分かることも少なくないのです。以前はコントロールが難しいとされていましたが、最近は治療の関する研究も進み、内服をすることにより、症状が出るのをコントロールできるようになりました。そのため、きちんとした専門医のところで血液検査を定期的に行いながら、それに合わせて投薬を続けることが大切なのです。